昭和の時代、ラジオカセットプレイヤーをはじめとした低価格のオーディオ機器の多くは、いわゆる「ドン・シャリ」と呼ばれる中低音が伸びない軽い音が主流でした。
その一方で、洒落た喫茶店や飲食店から流れてくる音楽はまるで別世界。クラシックでもジャズでも、洋楽でも邦楽でも、低音は身体に心地よく響き、中音はしっかりと主張し、高音はリズムを刻むように美しく伸びていました。音の出どころを目で追うと、そこには必ず「BOSE」の文字があったのです。

業務用のような佇まいで、きっと高価なのだろうと思いながら、当時たまに立ち寄っていた大都市の大型家電店のオーディオコーナーを恐る恐る覗いてみると、並ぶのは数十万円クラスの高級オーディオ機器。BOSE製品もやはり高嶺の花でした。

それから時が流れ、平成の終わりごろ。ふと立ち寄った家電量販店で目に留まったのが、驚くほど小さなBOSEのminiスピーカー。価格は約3万円。Bluetooth接続でそこそこの音量が出るらしい。「こんなに小さいけどBOSEだし…」と興味を抑えきれず視聴をお願いすると、その瞬間、想像を遥かに超える音質に心を奪われました。以前使っていた他社製ミニスピーカーとは別次元。迷うことなく購入しました。

防水仕様で水回りでも安心、調理中でも負けない音量、数時間使えるバッテリー内蔵。初代は約10年使い続け、今は二代目が活躍しています。
さらに今はサブスクの時代。Apple Musicで膨大な楽曲を楽しめ、飽きれば高品質なネットラジオも聴ける。私は洗車、料理、コーヒータイム、ブログ更新と、ほとんどのプライベートな時間をこのスピーカーとともに過ごしています。

日常の何気ない瞬間に、変わらず音を届けてくれる存在。
この小さなスピーカーと過ごす時間に、私はいつも幸せを感じています。

PR:Bose SoundLink Flex Portable Speaker

By Alex

楽しい時も辛い時も全て私の人生。

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